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模倣犯 [読書。]

模倣犯〈上〉模倣犯〈下〉宮部みゆきはもう有名人だから、いまさら説明することもないけど、
大半の著書は読んだなぁ。
この作品は映画化もされて、知名度は高いし話題にもなったから、あらすじは省略。
私は話題作をその時に読むようなタイプじゃない(つまり、流行してるものは意地でも
追わない天の邪鬼なのだ)ので、今頃になって初めて読んでるのだ。もちろん、映画も観てない(笑)

う〜んと、個人的には、この作品は好きじゃない。
内容はまぁ面白かったけど、あまりに長すぎて省いても良さそうだ…と思う所多過ぎだから。
でもエラソ〜に言う割には、具体的にここと…と指摘できないとこに、
自分の器のなさが感じられるんだけどさ(笑)
嫌いじゃないのよ、ただ、『面白かった〜、また読み返そう』とは思わんっちゅーことです。
ピースの正体もじれったくなるのを通り越して嫌気がさすし。
映画化されたってことは、原作に忠実に作った訳じゃないだろうから、かなり違うんだろうか。
だって忠実に作ったら、それこそウン十時間のドキュメンタリーになるっしょ(笑)
まぁ、本を読んだ今なら、観てもいいかなぁと思ってはいる。

ちなみに好きだった宮部作品は、『ぼんくら』。その後の『日暮し』も好き。
同じ時代物でも、『孤宿の人』はダメ。あまりに読み進まなくてイライラした。
そう考えると、今回の作品も読み進まなかった部類に入るか…。
あ、でもハマって読めた部分が多かったから、そう考えるとまだ読みやすかったのかもしれない。


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古書店アゼリアの死体 [読書。]

古書店アゼリアの死体若竹七海は、これの前に3作読んだことあり。
本作の舞台と同じ『葉崎市』での事件を扱った、
『ヴィラ・マグノリアの殺人』と、『依頼人は死んだ』『サンタクロースのせいにしよう』
の3作。個人的には、最後の『サンタ〜』が好き。

今回は相澤真琴という、とてつもなく不運に見舞われて気分転換に葉崎市を訪れた女性が、
さらに不幸なことに死体まで見つけて事件に巻き込まれていく。
本当にこんなことがあったら、ヘビィすぎる…と思うけど、あっさりした文体のせいか
サクサク読める。

彼女の作品のジャンルは、コージーミステリーというんだって。
私的に、新井素子に通じる文体だと思う。口語調でわかりやすく、親しみやすい。
でも新井素子はSFか(笑)
中身はシリアスすぎず、お話の中のお話くらい、現実味に欠けてるとこが、また新井素子ちっく。
あ、批判みたく感じられるかもしれないけど、新井素子大好きで、ほとんど全作読んでて、
しかも持ってるんだよ。要は私好みだよってことなのだ(笑)
若竹七海はいいかもしんない。もっと他のも読んでみよっと。

余談だけど、彼女の作品の表紙・挿し絵に使われてるイラストは可愛い。
なごみ系で、それがまた殺人とか死体とかとはミスマッチ(笑)
でも、彼女の文体にはぴったりなのが、絶妙なんだよね!
イラストは、杉田比呂美(すぎた・ひろみ)さんって人が描いてるそうな。
どういう経緯があって、このセッティングになったのか、誰か知ってたら教えてほしい(笑)


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一番乗り?! [読書。]

図書館から留守電あり。
リクエストした本が入荷したとのことだったので、こりゃ週末楽しみだ!
先週リクエストに出して、もう連絡が入ったってことは、リクエストした段階では
もうすでに入荷予定になってたんだろうなぁ。

・・とすると、1番乗りで読めるってこと?
うしし。

自分で買えば、確かにいつだって1番乗りなんだけど、
図書館とかの公共物の場合は、ほとんどの場合ありえないっしょ?
なんか、別にメリットがあるとは思えないけど、嬉しいというか得意気な気分に
なってしまう私なのでした。

あ、ちなみに本は、貫井の新刊です。
恩田陸の新刊も頼んでるけど、あれはまだ連絡ないなー。


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M.G.H.楽園の鏡像 [読書。]

M.G.H.—楽園の鏡像第1日本SF新人賞受賞作品。
SFミステリーで、しかも宇宙ステーションの話!
難しくて訳わかんなかったらどうしよ〜っと思ってたけど、結末直前まではサクサク読めた。
意外に読みやすかったので、ちとびっくり。
SFもミステリーもなのが良かったんかなぁ〜なんて呑気に読み進めてたら、
最後にガツンとヤラレタ(泣)

謎解き部分が難しいッ。

普通だったら、ミステリーの最後は「あぁ〜」って思うことが多いけど、
今回はいつものように読んでも、さっぱりワカラン。
謎解きを読みながら、自分の頭に?がいっぱい浮かぶ所が目に浮かんだ。
ベタなマンガの一コマみたいだ・・と思いつつ。
謎解き部分だけ、3回ぐらい読み返して、やっと「あー、こういう意味かな?」
というところまでは理解可能になった。

が・・理論は今でもさっぱり分からない。かなり理解不能。
自慢じゃないが、理数系はさっぱりだ!(いや、自慢にもならんが)
位置エネルギーだの行動エネルギーだのわかるかっちゅーの!
フレミングの法則の指だけは作れるが、それが何を表すかもさっぱりワカランような人間には、
むいてないのかも・・?
しょせん私の頭は文系よねぇ・・なんて、しみじみ実感してしまった。

でも、意外なことに、嫌いじゃなかったんだな。
この人の、SFじゃないミステリーを読んでみたい。
最新作っていつぐらいだろう・・・
『聖遺の天使』というのがあるらしいので、それがちょっと気になり中。


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七つの黒い夢 [読書。]

七つの黒い夢乙一、恩田陸、北村薫、誉田哲也、西澤保彦、桜坂洋、岩井志麻子が書いた
ダーク・ファンタジー短編集。
乙一の作品が読んでみたかったので、借りてみた。
短編集だったら、サクッと読めるかと思って(笑)
思惑通りというか、手ごたえなくというか、ホントにすぐ読み終わってしまった・・・。

乙一は、やっぱり期待通り面白い!
一冊借りてみること決定。何がいいかなぁ。図書館行って検討してみよう。
私が読むのって、多分1960〜72年ぐらい生まれの人々ばっかなので、
この人は、私が読む作家にしては珍しく若い。
でも若くしてデビューしたから、作品も多いし、これからの楽しみが増えた。
同じ福岡出身だしね(笑)

七編もあったけど、好みなのは最初の三編だけ。
一番好きだったのは、北村薫の『百物語』。
北村薫もまだちゃんと作品を読んだことないので、今度読んでみようかなぁ。


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模倣犯〜the movie [読書。]

模倣犯絶妙なタイミングで、この土日、近所のレンタル屋さんがセールだったので、
先日読んだばっかりの『模倣犯』を借りてみた。

・・・・薄っぺらい・・・。

長すぎるほど長い小説がここまで省かれまくっていいのかよ!と思うくらい
省かれすぎてた。
人物の関係も希薄で、塚田真一が出てくる意味があるのかどうかわからん。
別に出てこなくてもいいんじゃん?
結末も何かわけわからんし。(ていうか、絶対有馬のおじいさんは承諾しないと思う)
小説を先に読んだから、こんな印象を持ってしまうんかなぁ。
もし映画が先だったら面白い〜って思ったんだろうか。
・・・いや、絶対ないと思う・・・

途中何度止めようと思ったことか・・
結局は、興味半分で他のことやりながら観てたから、あんまりちゃんと観てないけど、
もっかい観ようなんざ、ぜ〜〜〜ったい思わんね。うん。

あーあ、意気込んで借りてきて損した〜。
一緒に借りてきた、ハリポタでも観て気分変えるかぁ(笑)


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鎮火報・埋み火〜fire's out [読書。]

鎮火報Fire’s Out埋み火—Fire’s Out日明恩(たちもり・めぐみ)の作品。
「鎮火報」とその続編の「埋み火」の2冊。
両方とも副題として、「fire's out」という記載がある。
そう。「火」が大事な要素なのだ。

主人公は、大山雄大(たけひろ)という若者。
消防士という、人のために働く仕事だけど、あんまり(というかほとんど)誇りは持ってない。
いわゆる、今どきの若者。
仕事・プライベートを通して彼が成長していく姿がはっきりと分かるストーリーになっていて、
私的には共感できた。
主人公は、ワルぶってるけど、根はいいやつというある意味ベタな設定ではあるけれど、
読み始めたころは雄大のあまりの毒舌ぶりと、いい加減さにちょっとウンザリ。
気持ち的に分からなくはないけれど、それにしても言い訳ばっかりじゃんと思いながら読む。
そのせいか、「鎮火報」はあんまりサクサク読み進められなかったけど、
「埋み火」はあっさり読み終わった。
面白かった!やっぱり鎮火報を読むことで、頭の中に人物像が出来てたからかなぁ。
他の人物設定も興味深い。一番気になるのは、やっぱり銀髪の漆黒の王子サマだな。
「あの人」については、きっといつか続編で明らかになってくれることを期待してる。
改めて出るといいなぁ。でも、話としては、これで終わったほうが良いような気もするんだけど。
フクザツ。

日明恩の作品は、全部で4作しかないみたい。
今回の消防士ものの前に書かれた2作は、警官ものだ。
「それでも、警官は微笑う」と「そして、警官は奔る」。
これは、今回の2作を読むちょい前・・1ヶ月前ぐらいに読んだ。
どちらの主人公が好きかと言われたら、前作の方が好きかなー。
不器用で生真面目で言葉少ななタフな男、武本正純と、茶道家元の次男坊でキャリアなくせに
カルい印象の潮崎哲夫の両方が気になる。
こっちは、絶対に続編が出て欲しい・・・。

結論。
日明作品は、読みやすい。
そして、ちょっとゴツい男の話が読みたくなったら、オススメ


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愚行録 [読書。]

愚行録貫井徳郎作品。意外と貫井好きです。
前作の「悪鬼千里を走る」はかなり好みだった。
何作か読んできたけど、貫井作品はどれも読みやすくて、私は好き。
それにしても、今回は暗いなぁ・・・表紙も。中身も。

これほど題名と中身が一致してる作品もないんじゃないかと思う。
読んでる途中では、登場するそれぞれの人物のしでかした事(行動っていうよりは
こっちの言い方の方がピッタリくると思う)が、まぁ、ありえるというか現実的かなぁと
思ってたぐらい。
確かに「愚行」ではあるけど、こんなこと結構フツーに一般的に行われてるんじゃないかなぁ
なんて考えてしまったりして。
ありうる話ばっかだよなーなんて。そんなこと良いはずはないんだけどね。
でもって、最後の最後にキレーイに一本の線になってつながったのが快感!
伏線がいっぱいありすぎて、読み終わってからもすぐには全部がつながらないような話が多い中、
今回の作品は例外だと思う。
インタビュー形式の作品って、何か最近読んだ記憶あるなぁ・・と記憶をたどってみたら、
恩田陸の「ユージニア」がそうだった。
いや、あれよか今回の作品の方が比べ物にならないくらい、スッキリしてるけど。
(追記:「ユージニア」よりは、「Q&A」の方がインタビュー形式だった・・(笑))

ところで、この作品が好きかと言われると、やっぱり答えは「NO」。
多かれ少なかれ、人には、表に出せない、他人にはあんまり知られたくないことで、
ちょっとした裏ってあると思うから。
もちろん私にもあるし。
フタマタ?あるある、意図してやったつもりはなくても。
元カレがストーカーちっくになったこともある。
あれはホント、私の愚行だったよなーなんて思い出したり。
あんまり良い思い出じゃないからこそ、それを思い出させるようなものは・・ちょっとね。
だから、あんまし落ち込んでる時に読みたい作品ではないかも。
語りはあっさりしてるし、読みやすくはあるんだけどね。

全てが最後に、一気にピタっとするような、とりかかってたパズルが寸分の狂いなく
全てハマる快感を味わいたい人には、きっとぴったりだと思う。
・・・もちろん、読後に自分の愚行を思い出してしまうというデメリット?はあるけどね。


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ビネツ [読書。]

ビネツ永井するみ作品。
若竹七海が面白かったので、女性作家を・・と思って探してみた結果、
彼女の作品が面白そうだと思った。
初めて読んだのは、「歪んだ匣(はこ)」。意外に面白かった。
だもんで、他のも読んでみようかなーと思って、今回手を出してみた。

今回の作品はエステティシャンの話。
女だったら少しは興味ある分野だし、文体も読みやすかったから、サクサク読み進められたのに、
最後の最後、あと20ページってってとこで悲劇は起きた(T_T)

『汚名を挽回しようにも、そのチャンスさえ与えられない。』

・・・は?

オイオイオーイ!
汚名は「返上」するもんだろーがッ!挽回してどうするよ〜!
流れるように文章が頭に入ってきていて、しかもあと少しで終わりのクライマックスで、
こりゃないっしょー。はぁ。
盛り上がってた気持ちが、一気に落ちました。
その後は言わずもがな。
落ちた気持ちはあと20ページじゃあがるわけなく・・ジ・エンド。

著者がほんとにこのまま書いたのだとしたら、もうこの人の作品は読まん!
でも、出版社の責任だったら・・うーむ。
出版業界について詳しくない(というかさっぱりわからない)から、
どういう過程で本が一冊でき上がるのかわからないけど、普通は校正だっけ、それが入るんじゃ?
(ちょっとだけ、一瞬検閲・・って思ったけど、そりゃないか)
その段階で気づかなかったのか?
出版社が勝手に表現を変えるとは思えないんだけど、そうだとしたら責任はやっぱり著者本人か・・?
盛り上がった気分にこういう形で水をかけられたのは初めてだ。
私が読んだのは、幸か不幸か初版だったので、以後出版されたものに関しては、この部分が
変更されていることを死ぬほど願ってます。


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GOTH〜リストカット事件 [読書。]

GOTH—リストカット事件以前「七つの黒い夢」で読んで面白かった、乙一の作品。
短編集だと知らず、表紙の銀色とナイフの絵に魅かれて借りてみた。
乙一の作品の読み始めとしては、良かったのかどうか・・。
「僕」と「森野」という主人公2人が中心となり、話が展開される。

個人的に好みと思ったのは、5番目の「土」。
えー、そうきたかぁーという、私にとっては心理的などんでん返し?が2回もあったからかな。
意外と、実はこういう事件って実際に起こっていそうな、ありえそうな話だからこそ
更に怖さ倍増だったと思う。

あとは、最後の「声」。
読んでも読んでもワケわからん・・・。
結局犯人は誰さー?
やっぱ「僕」なの?
でも何か違うような感じも受けるし、ちょっと不満。
私の推察力というか、読み取る力が足りないだけなのか?
ネットで調べたら、きっと解説してくれてるトコがあると思うけど、
多分調べないだろうなー。
そのへん、かなりものぐさなので。
この、ワケのわからなさが心地よい感じでもあるし。
気持ち悪かったら、きっと調べるんだけど。

ところで、あとがき部分に「いつものせつなさがない」という記述あり。
他の作品を読んでないので、その「せつなさ」の意図するところがわからん。
やっぱし、まずはデビュー作を読んだほうが良いのかな。
次回はそれにしようっと。


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